長年浦和稲門会に貢献された大熊会長が体調をくずされ急遽副会長の私が会長代行を仰せつかることになったのが5月(2022年)の総会でした。そのあと大熊会長の病状が急激に悪化し8月に亡くなられたのが誠に残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。

 さて、浦和稲門会は46年前に先輩方が集まり創設した、浦和在住の方が中心の同窓の会です。最初はゴルフとプレー後の飲み会での懇親が主だったそうですが、現在はゴルフ部会、麻雀部会、旅行部会、趣味部会の活動を中心に、1月の新年会、5月の総会と続きます。

 やはり大隈講堂を見て通った同窓はいいですよね。そんな同窓の先輩や後輩の方々と親睦を深める絶好の機会となるのが部会です。親しくなる速度が違います。度合いが違います。

 ゴルフ部会は20数名の部会員が所属し年に4回のコンペを開催しているほか、さいたま市六大学対抗ゴルフにも出場しています。六大学対抗でなかなか優勝できない現状を打破し校歌を高らかに歌うためにもゴルフ好きの若手の参加が熱望されています。うまい下手は二の次、ぜひご参加を!

 麻雀部会は偶数月の土曜日に月に1回、3大学対抗戦で楽しんでいます。稲門会・三田会・赤門会対抗ですが、ここでは先輩方が毎回10名ほど参加し頑張っております。三田会に個人優勝や団体優勝をさらわれた時の悔しがりようはなんとも可笑しく学生時代を懐かしく思い出させます。

 旅行部会は夫婦での参加も多く家族ぐるみでのお付き合いにもなります。参加を重ねると親しさも増し夜の宴会も楽しみです。20名を超える団体旅行はお世話役が大変ですが、練り上げられた毎回の旅行案は素晴らしく、「あの時の弘前城の桜満開はすごかったよね!」とか語り草になるほどです。

 趣味部会は早慶戦の野球を見に行ったり明治大学とのラグビーの試合を見に行ったり、その時々で参加者を募って開催していますが、一緒に楽しめる機会をもっと増やせたらと考えています。仲間の皆さんに楽しんで頂きながらご自身もお世話役を楽しむ・・・そんな趣味の達人に手を挙げて頂き新たな部会が立ち上がれば嬉しい限りです。

 浦和稲門会の会員になられたらぜひ先輩後輩の皆さんと親しくなって頂きたいです。怖い先輩方を茶化せるほど親しくなって頂けたらもう最高です。

会長  野並 伸行